
FUJIFILM GFX100S / Leica Summilux-M 50mm F1.4 ASPH / Capture One 21 Pro
宮城県 奥松島エリアへ
4月にα7RⅢとFマウントのDistagon25㎜F2を売却して、人生初の中判カメラになるGFX100Sを購入しました。最初のレンズは、標準ズームのFUJI純正GF32-64mmF4(35㎜版換算25-50㎜)にしようかさんざん迷った挙句、GFレンズの中でも評価の高いGF110㎜F2(35mm版換算88㎜)を購入しました。標準域のレンズも欲しいのですが、さすがに資金切れのため、ドイツ製NOVOFLEXのGFX-ライカMマウントレンズアダプタを購入し、ひとまず手持ちのDistagon35㎜ F1.4とSummilux50mmで運用を開始しました。
FUJI純正のGF110㎜F2に関しては、評判通りの非常に高い描写性能で、GFX100Sの1億画素にも余裕で対応しています。解像、ボケ味、線の精細感、抜け感とも文句なしで、解放でも絞っても像に立体感のある素晴らしい描写特性です。一方、マウントアダプタで運用するDistagon35㎜は、クロップ無し(中判サイズ)では35㎜版換算28㎜となります。明るいF1.4の28㎜という風景撮影からスナップにもぴったりなスペックに変わるので、かなりの期待値を持って5月の連休に新潟~信州に撮影に出掛けたのですが、作例からも分かる通り相当な周辺減光が見られます。通常なら現像の際に簡単に補正できますが、ここまで周辺の光量が少ないと、通常の4:3(1億画素)から3:2(9千万画素)にクロップしても補正しきれません。3:2のフルサイズモード(約6千万画素)までクロップすると焦点距離は本来の35㎜版換算35㎜(ややこしい!)になり、描写特性は本来の用途であるフルサイズカメラで撮影したのと同じになるので、周辺減光も問題なくなるのですが…そこまでクロップして、このカメラで撮影する意味があるのか?という気にもなります。
と、ここまで前振りが長くなりましたが、GFX100S + Summilux50mm(35㎜版換算で40㎜F1.4)だと描写はどうなるのか試してみたく、宮城県の奥松島へ出掛けてきました。今回訪れたのは松島湾に突き出した先端部分のエリアです。橋を渡って車でもアクセスできますが、ほどよく離島感のある場所でした。ネット上でも見ることが出来ますがトレッキングコースが設定されています。今回は到着したのが夕方近くだったので、コースの1/3程を歩いてみました。
さて、肝心のSummilux50mmですが、やはり3:2クロップでも周辺減光がきつく補正しきれないレベルですかね…。もちろん中央部はSummilux50mmの素晴らしい描写特性そのままなので、シーンによっては周辺減光が逆にはまっていたりもするのですが、風景撮影となるとやはり隅々までびしっと描写したいところですよね。というわけで、標準域のGF32-64mmF4とか、GF30㎜F3.2あたりが気になってきます。特にGF30㎜F3.2はネット上にあまり作例が無いのですが、メーカーの作例などを見る限り、描写性能が高い上、精細感のあるウエットな描写特性が好みなのでかなり気になっています。ただ焦点距離は35mm版換算で24㎜ですから、かなりの広角になりますよね。今回35㎜版換算40㎜で風景も結構撮れるものだなと感じたのもあり、それならば35㎜版換算25-50㎜のズームか?…いや、やはり描写性能なら単焦点でしょう、しかし…と悩みのループ状態に陥ち入っています。まあ、いずれにしても当面の資金不足を解決してからの話ですが…。